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書評:上司は思いつきでものを言う

どうも、りゃまたんです。

 

今回の書評はこれ

 

 

上司は思いつきでものを言う (集英社新書)

上司は思いつきでものを言う (集英社新書)

 

 

新入社員の時に(今もかなり若手やけど)、思い描いていた理想の上司像と、

現実の上司が全く違い困惑した時に読んだ本です。

 

現実の上司が悪いわけではなく、僕の理想が高すぎただけだと今は実感しています。

 

話の内容を要約すると、

 

・上司も只の人

 

・あなたの今いる場所は、上司のかつての生まれ故郷

 

・部下を育てるために、あえてその提言をしている

 

・上司に承認されないのは、あなたの親切心が足りないから

 

などに、集約できるでしょうか。

 

ついつい、新入社員時代は、

 

「うわ、社会人ってすげー!何でも出来るやん!かっけー!」

と憧れから入ってしまいがちです。

 

で、数ヶ月経つと、

 

「え、あれ、あの4月に憧れていた上司はどこに?え、どういうこと?」

 

という、理想を失い、どうしていいかわからない状況に陥りがちですが、「上司もかつては新入社員だった」という当たり前のことを理解することが、その状況に陥らない唯一の対抗策で、それに気づかせてくれた本であります。

 

70/100

 

 

上司は思いつきでものを言う (集英社新書)

上司は思いつきでものを言う (集英社新書)