書評:大人の流儀3 別れる力
どうも、りゃまたんです。
今回はこれ!
銀座のことを「ナカ」と呼ぶ(みなおか調べ)伊集院先生の本です。
男として、というよりも、「大人」としての矜持を持つ部分がすげーカッコイイです。
◯スマートフォンについて
”じゃ聞くが、君たちに、今を、時代を捉える目があるのかね。(中略)電話を持ち歩かなきゃならない理由すら、どこにあるのか私にはわからない。だから電話で済む用などは大人のとこには存在しない。ましてや仕事が電話で済むはずがない。”p85
”夕刻以降の鮨屋は大人のいる場所だから子どもの入る場所ではない”p117
”グリーン車に乗る馬鹿な若者”p160
などなど、強烈な言葉を放ちつつ、どこか「働く人」ととして、の誇りを感じさせる部分が素敵です。
「別れる力」とはかけ離れた内容が多いですが、まあ、3作目やし仕方ないかw
69/100点